
二男坊の名が初めて世に知れ渡ったのは、テレビ番組『福岡ラーメン総選挙』での優勝だ。この時、大々的に取り上げられたのが、ココナッツミルクを取り入れた創作麺「大陸らーめん亜細亜」。博多の王道・豚骨ラーメンのスープをベース、ココナッツミルクを加えたもので、この一杯が二男坊の代名詞となった。
そんな梅本さんは、その後も独自の工夫、手法を考案し、ラーメンで表現してきた。例えば、油そば。梅本さんは福岡でいち早く「油そば」の魅力に注目する。独自に"食べる豚骨"というゼラチン状のジュレを開発し、オリジナリティ高い油そばを完成させた。一時期はキャナルシティ博多の「ラーメンスタジアム」で、油そばを提供するなど、その普及に力を尽くし、現在、東京の『アクアシティお台場』において"まぜラーメン"の専門店『西江商店』を営業。ここでもラーメン職人としての懐の深さを見せつけたのだ。
とはいえ、やはり梅本さんの原点であり、根っこの部分には豚骨ラーメンがある。「福岡で生まれ、福岡で育った自分にとって、豚骨ラーメンはやはり特別な存在ですし、思い入れがあります」。その言葉通り、梅本さんはラーメンスタジアムでは『博多王』という名前で豚骨ラーメンの色合いを強めた店も営んでいた。この店では豚骨ラーメンの可能性を追求し、スープの取り方から、骨の扱い方まで全てをゼロベースで検証。今は卒業のため、『博多王』の店舗は存在しないが、この店で培った豚骨スープとの格闘の日々は、二男坊の血肉となり、クオリティを底上げする原動力になったことは間違いない。その味は今も進化を続けている。

目指したのは男性も満足、女性にも愛される。新しくて、なじみ深い博多豚骨ラーメンです
お知らせNEWS
2015年05月29日 | 6月4日 リニューアルオープン NEW 6月4日より内装リニューアルオープンをさせていただきます。 |
らーめん二男坊 博多本店のアクセス・地図
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らーめん二男坊 博多本店の詳細情報
住所 | 福岡市博多区博多駅前2-16-4 |
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最寄駅 | 地下鉄空港線・JR鹿児島本線「博多駅」 |
交通手段 | 地下鉄空港線・JR鹿児島本線「博多駅」から徒歩5分 |
電話番号 | 092-473-5558 |
営業時間 | 11:00〜OS23:30(日祝日11:00〜OS20:30) |
定休日 | 不定 |
カード | |
席数 | 16席 |
駐車場 | なし |
補足説明(個室の有無など) | |
補足説明(禁煙・喫煙など) |