牛や部位、それぞれの個性を最大限に表現する中央区平尾『清喜』
『清喜』をつくるとき、小料理と何かのお店にしようと考えていたという店主。
その“何か”を決めるきっかけとなったのが、京都の『le 14e(ル・キャトーズィエム)』で初めて味わった木下牛との出会いだった。
「le 14e」のシェフを通じて木下牛を育てる滋賀の「木下牧場」を訪れ、血統・育て方・餌の三拍子が揃った「木下牛」に惚れ込んだ店主。
そこで自身の店を「小料理とステーキ」の店にすることを決めた。
牛1頭ごとの個性や体質、性格などを考え、大切に育てられた木下牛。
ヒレは、網でゆっくり火を入れながら中がトロッとする感じに仕上げていく。
小盛牛丼をはじめ、小盛牛すじうどんなど木下牛をカジュアルに味わえるメニューが揃っているのもうれしい。
部位によって焼き方、火の入れ方を変え、牛や部位ごとの個性を最大限に表現する店主。
そこまで考え抜いてもらえることは、牛を健やかにストレスなく育てようとする生産者にとっても幸せなことではないだろうか。
生産者、料理人のこだわりと想いを木下牛や、最近扱い始めた都萬牛を通してぜひ感じてほしい。
*本記事は「人気店満載!福岡 肉の大図鑑『福岡肉本2019』」より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/25770
清喜
住所 | 福岡市中央区平尾1-10-20 BRAMASOLE hirao 1A |
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TEL | 092-522-6611 |
営業時間 | 16:00~OS24:00 |
定休日 | 不定 |