東京での開業から始まり、半世紀以上の歴史を持つ『華都飯店』。四川料理をベースにした本格中華でありながらもやさしい味わいの数々が、多くの食通に愛され続けている。福岡では２０２０年に30周年を迎えた天神店とともに、２０２１年に『博多 華都飯店』が 10周年を迎えた。

JR博多駅直結という駅ビルの賑わいの中にあって、一歩中に入るとまったくの別世界。ブルーのペンダントライトに照らされる店内は、深海を思わせる落ち着いた雰囲気だ。格子で区切られた空間は、人数によって様々な集まりに対応することができる。

『華都家常菜（シャトー・ジャーチャンツアイ）コース』1人3800円（2名より・写真は2人分）。海老チリ、麻婆豆腐など中華の王道が楽しめる

自慢の坦々麺をはじめ単品メニューも豊富だが、ランチセット（１５００円〜）やコースがお得。コース料理は大皿を取り分けるスタイルではなく一人分ずつ盛られて提供されるので、コロナ禍の中にあっても安心して楽しめる。定番の紹興酒などともに、中華の味に合わせて造られたオリジナルワインもぜひ！